特定自主検査を実施しないで、「安全上に問題がある」と分かっていながら、そのままにしてしまう。労働災害には、そんな心の弛みや、安全軽視の時に発生するものです。
特定自主検査は、「健康状態を知り、悪いところを見つけて手当てをする」定期検診です。
手入れを続け、大切に扱われた機械は、当然長持ちします。下取り時に、よく評価されるなどのメリットもあります。
特定自主検査を実施しなかった機械に比べて、その後の整備・修理費、ダウンタイムによる代替保証費などのトータルコストは少なくなります。※トータルコストとは、機械の使用時間にかかる総ての費用
労働災害を起こすことは、事業者にとって恥ずかしいことですが、その原因が事業者の怠慢にあったとすれば、社会的な信用は失墜してしまします。また、被災者への賠償は高額となり、さらに刑事責任を問われる場合も起こります。建設業界では、協力業者に対して法令で定められた特定自主検査を実施していない機械の現場持ち込みを禁止するようになっていきました。